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活性化して成長&発展し続ける企業になるために取り組むべきことは根底で全て繋がっています。 ダイバーシティ推進、女性活躍推進、働き方改革、イクメン推奨、イクボス教育、シニアのモチベーション向上、多角的な切り口で、参加企業メンバーが互いの実体験、課題を共有しさらなる取り組みの方向性を見出すことと、企業を超えて、信頼で結ばれたネットワークの構築を目指す研究会です。

2017年2月27日(月)開催【第1回】ダイバーシティ&インクルージョン研究会レポート

2017227日(月)開催
1回ダイバーシティ&インクルージョン研究会
「社員が笑顔で、会社が成長し続けるための『働き方改革』とは」

 装いも新たに発足した第1回ダイバーシティ&インクルージョン研究会は、新たなメンバーも加わり1518名の方々に参加いただきました。今回は主催者である植田寿乃自身が登壇し、事前アンケートによる集計データの分析と、「社員が笑顔で、会社が成長し続けるための『働き方改革』とは」のミニ講義を実施致しました。参加者席を4人グループでの島型としたことで、席替えをしながら数回設けたグループディスカッションの場面では、これまで以上に参加者同志が本音で語り合える時間を共有することができました。

 事前アンケートによる集計データから見えてきたことは、ここ数年でダイバーシティ推進&女性活躍推進が進みつつある現状(83%)と、ワーキングマザーの女性管理職の増加(60%)、イクメン男性の増加(60%)でした。グループディスカッションで話された各社の現状では、「女性の管理職が増えた」、「外国籍の方が管理職に昇格した」、「出産や育児を特別事と捉えずに前向きに取り組むワーキングマザーがいる」というお話と共に、「同じ会社の中でも部署によって温度差がある」、「そもそも母数となる女性社員が少ないことから、女性社員の採用をより積極的に行う必要あり」、「根強く残る昭和体質の上司の意識変革が必要」という課題も話されました。60歳以上のシニア層の増加(84%)は今後も確実に増えていく傾向であり、植田からは「元気なうちは生涯現役、時代の変化により変わってきた社会、人生、組織の中で、一人ひとりが高いモチベーションを持って働くことこそが個人も会社も活性化した組織となる」というメッセージが発せられ、「昭和タイタニック度チェック」や「ダイバーシティ&インクルージョンな組織風土チェック」などを体感した受講者からは、自社の現状を客観的に把握すると共に自社の進捗状況を確認するためにも有効との意見が寄せられました。

 イクボス(部下のワークライフバランスを理解し育てる管理職)が増えている(50%)という回答や、ダイバーシティな組織風土への変化を感じている(76%)という回答からは、経営層が課題として真剣に取り組んでいる組織では、意識改革が徐々に進んでいる現状がわかりました。グループディスカッションで発表されたお話しでは、ダイバーシティ推進の取り組みとして、異業種交流による勉強会や、自社内でも異なる部門の管理職を招いた勉強会を行っているなど、視野を広げることで意識改革を進める取り組みが進められていました。また、年代によるキャリア価値観の違いを考えた時に、自分達の思いが若年層、シニア層に届いているのかと葛藤されている方や、自分自身が活き活き働けているのか、周囲の協力や理解を得るためにどうしたら良いのかと悩んでいる方もいらっしゃいました。
 植田からは、様々な人生を背負っている人達の集合体である現在の組織において、ただ単に同じ場所で働くとか制度にぶら下がるのではなく、お互いの役割を自覚しながら支えあうことで成長を止めない組織風土の醸成を目指してほしいという思いが語られました。また、政府の「女性活躍推進法の制定」や「働き方改革」がダイバーシティ推進&女性活躍推進の追い風になってきている中で、自分自身がキャリアビジョンを持つことの大切さが語られました。


 ダイバーシティ&インクルージョン研究会で目指していくのは、今までのやり方の延長線上にある「改善」ではなく新たなる「改革」を推進していく組織風土作りです。様々な人生の状況において、限られた時間の中で質の高い仕事の結果を出していく。そのためには仕事を根本的に見直し、全く違った視点から発想を変えてチャレンジしていくことが重要なポイントとなっていきます。組織で求められる役割と、自分自身の持つキャリアビジョンやスキルの重なりが大きければ大きいほど、高いモチベーションを維持して「改革」へのチャレンジができるのだ、という植田のメッセージに、参加者自身も改めて自分自身のキャリアビジョンを振り返り、そしてお互いに語り合う有意義な時間となりました。

 次回の研究会は、第
2回「管理職の意識&リーダーシップ改革が必須なダイバーシティ推進」と題して、2017530日(火)に開催致します。皆様の参加をお待ちしておりますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

文責 キャリアコンサルタント 山岡正子

御挨拶

ダイバーシティ&インクルージョン研究会にご登録の皆さま

こんにちは。

ダイバーシティ&インクルージョン研究会主催の植田です。
昨年11月25日の第100回「女性と組織の活性化研究会」を区切りに、「ダイバーシティ&インクルージョン研究会」は新たに発足致しました。
2017年1月末の時点で32社からのご登録連絡をいただきました。

活性化して成長&発展し続ける企業になるために取り組むべきことは根底で全て繋がっています。
この研究会はダイバーシティ推進、女性活躍推進、働き方改革、イクメン支援、イクボス教育、シニアのモチベーションアップ、多角的にテーマにおいて、参加企業メンバーが互いの実体験、課題を共有しながら、さらなる取り組みの方向性を見出すことと、企業を超えてのネットワークの構築を目指します。

2017年2月27日の第1回研究会では、新研究会発足に際しての事前アンケートの集計結果に関する考察と、「社員が笑顔で、会社が成長し続けるための『働き方改革』とは」というテーマで、私、植田のミニ講演と参加メンバーのグループディスカッションをして、課題や方向性を見出していきます。
 
◆2017年2月27日(月)13:30~16:30(13:00開場)
「ダイバーシティ&インクルージョン研究会」

★植田ミニ講義「社員が笑顔で、会社が成長し続けるための『働き方改革』とは」

 ・事前アンケートの考察
 ・「働き方改革」とは
 ・組織風土の変化に必要な制度と意識改革
 ・会社の昭和度チェック
 ・自分から始める働き方改革とは

★グループディスカッション
 ・働き方改革
 ・組織風土の問題点
 ・制度改革&意識改革
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<<開催概要>>

【日 程】2017年2月27日(月)
【時 間】13:30~16:30(13:00開場)
【定 員】50名(原則1社につき2名まで)
     3名以上で参加をご希望の場合はご相談ください
【参加費】研究会登録法人メンバー … 4,000円
     初参加(法人未登録)の方 … 5,000円
     (いずれも、領収書を発行致します)
【会 場】ミーティングスペース バルブ
          東京都品川区大崎2-11-1
          大崎ウィズシティテラス2階2B

<<懇親会>>
【時 間】17:00~19:00 or 19:30
【場 所】大崎駅近辺のレストランへ移動
【費 用】4,000円~4,500円
     (レストラン名にて領収書を発行致します)

*定員に達し次第締め切りとなりますので、お早めにお申し込みください。
*懇親会会場は参加人数により変動するため、当日のご案内となりますが
上記金額内で設定させていただきます。
*会場手配の都合上、ご都合により欠席される場合は、研究会、懇親会ともに
2日前までにお知らせください。

植田寿乃
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■ダイバーシティ&インクルージョン研究会■
担当:山岡、神田、植田
〒107-6028港区港南2-15-1
品川インターシティA棟28階
有限会社キュー
ダイバーシティ&インクルージョン研究会研究会事務局
事務局アドレス:diwo@que.co.jp
研究会URL:http://diwo.jp
TEL 03-6717-4143  FAX 03-3490-7798
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2016年11月25日(金)開催【第100回】女性と組織の活性化研究会レポート

◆2016年11月25日(金)
100回「『昭和型男性主導組織を私たちが変える!』二人の女性ダイバーシティ推進室長の熱い想いと施策に学ぶ」

事例発表:
さくら情報システム株式会社 人事部 ダイバーシティ推進室長 薄井昌子氏

富国生命保険相互会社 人事部 ダイバーシティ推進室長 金子こずえ氏

 

ついに第100回 女性と組織の活性化研究会です!

記念すべき日にふさわしい、秋晴れのお天気でした。

本日の研究会には28名の皆さんが参加され、そのうちの半数以上が初参加で、フレッシュなメンバーからベテランのメンバーまでが集う豪華な研究会となりました。

 

まず最初に、富国生命保険相互会社 ダイバーシティ推進室長 金子こずえさんに事例を発表していただきました。富国生命保険相互会社は関東大震災が起こった2ヶ月後の大正1211月に富国徴兵保険相互会社として創設されたという歴史があり、お客様としっかり向き合う対面販売を大切にしている会社です。なので、現在もネット販売は一切行っていないそうです。

金子さんは高校卒業後、当時全日本9人制バレーボールの実業団があった富国生命保険相互会社にバレーボール選手枠で一般職として入社しました。高校時代は、厳しいバレーボール部での練習と学業だけでなく、金子さん自身の高校の授業料を捻出するためにアルバイトにも追われた壮絶な毎日でした。「今振り返ってみるとその時の経験があるから今があるのだと思います。」と話す金子さん。高校生の頃から、どんな逆境も吸収し自分の糧にしてしまう芯の強さと柔軟性があったのでしょう。

そして、20代前半でご結婚し、入社後9年目にして一般職から総合職に転換。そして、29歳の時と31歳の時にお子様を授かり、総合職ワーキングマザーとしての道を邁進されてきました。平成274月には、現在のダイバーシティ推進室長に就任されています。平成214月にダイバーシティ推進担当を新設した当時は、障害者雇用の取り組みが中心でしたが、現在は障害者雇用とその定着支援も継続しつつ、女性活躍推進のための制度改正(平成244月~一般職制度改正、平成2810月~一般職を廃止しエリア職に変更)や女性社員自身が良い刺激を受ける場としてフォーラムの開催なども進めつつ、LGBT(性的少数者)への理解向上にも取り組み始めています。それ以外にも、大切な家族を紹介し相互理解を深めるためのフコクファミリーデー、新人のためのメンター制度、イクボス増殖研修、乳がん知識向上のe-ラーニングやセミナーの実施などなど、社員の方々への愛情あふれる仕組みが盛りだくさんです。

ただ、そんな富国生命においてもいくつかの課題は抱えているそうです。平成25年に実施した「ダイバーシティ推進に関する社内意識調査」からは、男性社員と女性社員の意識の差があることが分かりました。社内で仕事における男女の役割は「違う」と感じる男性の割合の多さに比べて、女性は「同じ」であると感じている人が多いのです。また、約半数の男性が仕事において今も十分に活躍していると感じている一方で、活躍していないと感じている女性は34.9%でした。今後、金子さんのような素敵な管理職を目指す女性社員の育成とその女性たちを理解し応援してくれる管理職の男性たちを増殖させていく必要があるようです。

最後に金子さんが「自分が必要とされているということを実感できることが大切!!」と力強くおっしゃっていたことがとても印象的でした。その通りだと私も心から思います。金子さんのダイバーシティ推進に対しての情熱がバシバシ伝わってきました。一人一人の社員が自分を必要とされていると実感できる職場になるのも、近い将来現実のものになることでしょう!!

 

さくら情報システム株式会社からはダイバーシティ推進室長の薄井さんに発表していただきました。

ダイバーシティ推進室ができる前から自主的に活動していたという肝っ玉母さんのような薄井さんは、とても熱く、会場内に笑顔があふれる素敵な発表をしてくださいました。

ダイバーシティ推進室は専任2名、兼務4名の6名。メンバーの皆さまは薄井さんを筆頭に、複数本部で部長を経験された方やワーキングマザー、イクメンなどまさにダイバーシティな素敵なチームで急ピッチに取り組んでいらっしゃるそうです。とても今年7月からスタートしたとは思えない!本当に盛りだくさんの取り組みをなさっています。

大事にしているのは『さくららしさ』

ダイバーシティ推進施策を進める上で最初に発信したことは、単に女性だけの取り組みではなく経営、人事、管理職、従業員と、それぞれ皆が同じ方向を向き、同じ目的感で取り組んで行くこと。「仕事のやりがい/労働力の確保/生産性の向上/社員のワークライフバランス/業績の向上・・・」すべての人に関わる大事なことなんだということを理解していただき、新しい「さくららしさ」をつくることを目的とした施策だということを強調したそうです。

その中で大変興味深かったのは、ダイバーシティのポータルサイトです。いろんな角度から社員に向けて情報発信しているそうです。社長のトップメッセージはもちろん、部長を経験されたメンバーの『おじさんが考えるダイバーシティ』や時短管理職を登用した上司、海外赴任者などいろいろな方々に登場してしていただく『社員が語るダイバーシティ』は全社展開するのにとても素晴らしい取り組みだと感じました。ダイバーシティ推進というと管理職層や男性社員からは「もうお腹いっぱい」「女性活躍推進でしょ?もう充分でしょう」などと言われ、全社展開に苦戦されている企業が多いと思いますが、こちらの取り組みは新たな意識改革となる突破口になるのではないかと思います。中でも『おじさんが考えるダイバーシティ』シリーズは素晴らしく、目からウロコでした。部長を経験された人間力ある男性管理職の方からの情報発信ということで、これまでとは違ったおじさん目線の切り口となっており、男性社員や管理職にも多くの共感を持っていただいているそうです。ダイバーシティ推進室のチームワークは素晴しく2016年はダイバーシティの啓蒙活動、働き方改革、女性活躍推進、育児・介護の両立支援、更には中高年のキャリアサポートなど、本当にパワフルに活動されています。今は2017年への更なる加速を目指して奮闘中だそうです。また『えるぼし段階3』にも認定。おめでとうございます!薄井さんの熱意とユーモアあふれるお話に、たくさんの笑いとパワーをいただきました。

金子さん、薄井さん、貴重な事例を発表いただきありがとうございました。
文責 キャリアカウンセラー 川村貴子、ディ・マネジメント株式会社 田中慶子
 

ファシリテーター
植田寿乃
植田寿乃
キャリアコンサルタント・ダイバシティコンサルタント
有限会社キュー 代表取締役
関連セミナー&講演情報
●2017年7月24日(月)
働き方改革で実現する「人を活かす」組織づくり
(講師:植田寿乃)
会場:AP品川 9階 Mルーム(東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル) 対象:経営層、ダイバーシティ推進担当者、人事・人材開発担当者

●2017年7月27日(木)28日(金)
『モチベーション・マネジメント研修』
(講師:植田寿乃)
会場:日本生産性本部(東京・渋谷) 対象:管理職 及びその候補者、中堅リーダークラス、労働組合役員 等の方々

●2017年9月7日(木)8日(金)
『女性リーダー・エンカレッジ(応援)研修』
(講師:植田寿乃)
会場:日本生産性本部(東京・渋谷) 対象:女性リーダー、リーダーを目指す女性社員(定員24名)

●2017年9月8日(金)
〜自然体な女性リーダーへの『自信と動機づけ』〜
働く女性のための「活き活きキャリアづくり応援セミナー」
(講師:山岡正子)
会場:日本経営協会 関西本部 専用教室 対象:民間企業、自治体等にお勤めの女性の方々

●2017年10月19日(木)20日(金)
「モチベーション・リーダーシップ」公開コース
(講師:植田寿乃)
会場:日本経営協会 関西本部 専用教室(大阪科学技術センタービル内) 対象:管理職及びその候補者、中堅リーダークラスの方々など

●2017年11月7日(火)
〜 自然体な女性リーダになる『自信と動機付け』〜
『女性キャリアエンカレッジ研修』《通い1日コース》
(講師:山岡正子)
会場:日本生産性本部(東京・渋谷) 対象:役職を問わず全ての女性社員

●2017年11月16日(木)17日(金)
女性リーダーのためのエンカレッジ(応援)研修
(講師:植田寿乃)
会場:日本経営協会 関西本部 専用教室(大阪科学技術センタービル内) 対象:女性管理職及びその候補者、 中堅リーダークラスの方々など

●2018年1月15日(月)
『50歳からの幸せなキャリア』
(講師:植田寿乃)
会場:50歳代の方(48歳以上を含む)、人事・材開発部門の方、人事・材開発部門の方

●2018年2月9日(金)
〜自然体な女性リーダーへの『自信と動機づけ』〜
女性リーダーエンカレッジ 1 日コース
(講師:山岡正子)
会場:日本経営協会 関西本部 専用教室 対象:民間企業、自治体等にお勤めの女性の方々

●2018年2月15日(木)16日(金)
『女性リーダー・エンカレッジ(応援)研修』
(講師:植田寿乃)
会場:日本生産性本部(東京・渋谷) 対象:女性リーダー、リーダーを目指す女性社員(定員24名)